ドラ猫がくわえたお魚は@@

全く禁煙と関係なく思いついたこと。

どろぼう猫、という言葉がある。男女関係でしばしば使われる。旦那を寝取られた正妻が愛人に向かって放つ。丁寧に焼き上げた魚を横から猫にさらわれる事への例え、悔しさもひとしおだろう。愛人は猫で旦那は魚、主婦でもある正妻はどろぼう猫を追いかけるだろうか。

”お魚くわえたドラ猫、追〜っかけて 裸足で駆けてく 陽気なサザエさん

ちょっと前にトリビアの泉で「ドラ猫がくわえたお魚は何?」を検証していた。種類は調べようがないので、どの程度の大きさの魚を調べていて、カサゴシマアジ、マダイと高級魚が猫のエサになっていく。2キロのメジマグロで全員リタイアだったか。俺に食わせろ。

だが魚の種類は本当にわからないのだろうか。そして、猫は。

サザエさんに描かれた磯野家は絵に描かかれた平和な家庭で、子供たちは平穏に成長し、波平と舟は静かに年老いていくのだろう。しかし、なんの陰もない家庭もまた、ないはずだ。陰は陰であり表には出ない。陰は気配を感じるしかないし、メタファーから読みとるしかない。さて、主題歌にあるお魚くわえたドラ猫は泥棒猫である。泥棒猫は夫を盗む愛人かもしれない。猫のくわえた魚は夫。あの歌は単なる愉快な日常の描写ではないだろう。サザエは表に見える平穏な生活の陰で愛人に奪われかけた夫を必死に取り戻そうとしているのかも知れない。

そんなわけで、サザエさんの主題歌に出てくるドラ猫がくわえたお魚は、マス。


あー楽しー


館内にしっかり喫煙所があった。どうやら喫煙者諸氏が開拓したらしい。