二コレットの経済学

ガムの減りが早い。なんつーか、喫煙衝動は弱まっているし、頻度も下げ傾向。しかし、それでもこのままだと3、4日のうちに尽きる。更に補充するか、後は根性で耐えるか考え中。以下の原理によれば噛み続けても問題ないのだが。

二コ*ットの経済学。

 例のガムは96個入りで7000円ちょっと。今回はかなり速いペースで使っているが、本来なら96個で2,3週間もつ。そうすると最大で一ヶ月14000円。一日1.5箱を吸うヘビースモーカーなら一ヶ月のタバコ代よりやや上。つまり一月で96個×2箱のペースから少し落として使えば何ヶ月使っても、タバコ代と変わらない。支出項目がタバコからガムに変わるだけ。つまり実は初期投資がゼロで禁煙ができてしまう。タバコ代との相殺分を考えると、あのガムはそれほど高い買い物じゃない。つくづく売る方はよく考えて売っている、と思う。

 最初にガムを買うとき、ゴソッと財布から7000円が出ていくのはかなり痛い。しかし、生活の中から取り戻しているのが実感できる。日々の買い物が270円減るのを実感できる自分は庶民の中でも更に庶民だ。主に経済的理由から禁煙したことを改めて納得した。

ちなみに海外だとこのガム日本の半額以下だそうで、ネットを調べると平行輸入業者のかんばんだらけだった。実物か偽物か見分けがつかんので購入断念。