男の死に際

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あいかわらずちんたらと吸いたい状態が続く。二コレッ卜とか一切つかわず禁煙するのと較べれば全然楽勝なレベルだが。

こんな時思うのは、嗚呼このままもう一生夕バコはすえないんだなと。未練極まりない。そう思っていたらすばらしいアイデアに出会う。

「臨終の一服」http://enjoo.com/rakugo/kenkou/kenko_niko02.htm
”タバコは健康に悪いたってもう死ぬんだから関係ない。”

落語家のようだ。いや、師匠おっしゃるとおり。男子たるもの死に際にはこだわりたい。俺ならばそれなりに成すべき仕事をなしたのち、自分で立てた家か息子夫婦に乞われた三世帯住宅の一隅、縁側のある八畳の和室。ある早朝まだ薄暗いうちに目が覚めて床に起き直り、天命の尽きたことを悟る。かねて買い置いたマイルドセブンを取り出して明けゆく街並みを眺めながら火を付けて来し方を思い起こす。やがて日も昇り嫁だか娘だかがやってきて「もうすぐ朝ご飯です。まーお父さん夕バコなんか、え、お父さん？お父さん!?」　これほどうまい夕バコは無いに違いない。先の円丈師匠は節煙で行くようだが、俺は禁煙後の夕バコがうまいことを知っている。なので禁煙で行くことにする。

くそー、これをやるためにはまっとうで健康な死に方をしなけりゃいかん。夕バコを吸う暇もない不慮の死とか重病のすえに完全禁煙の病棟での最期なんて死んでもしにきれん。なので末期の一服を目指してまっとうで健康な人生を歩む必要がある。やはり禁煙すると人生が充実するらしい。

追記：現在進行形の日記を発見。地球外文明の探索みたいな気がしてきた。アマチュア無線の愛好家もこんな気分なのかも知れない。ＣＱ，ＣＱ。I seek youをICQにしたのってここからかもな。
「期間限定！禁煙日記　禁煙・禁断症状を報告！！」http://blog.livedoor.jp/johnny7771176/
禁煙２０日目。