1mgタバコは健康にいいか

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どうも年内完全禁煙は遠い。

たばこ遍歴2

で、KENT1mgになった。かつて健康を考えて1mgタバコに、という動きがあった。だが、健康上意味は無い、未練がましい、1mgが何の言い訳だ、とか貶されて廃れた。

では、実際に意味は無いのか。経験的に言えるのは吸わない方が健康にいいに決まっている。しかし、より重いタバコを吸うよりは1mgの方が健康にいいのだ。なぜそういえるか。たまたま、譲り受けたりして普段より強いタバコを吸う事がある。このとき面白いもので喫煙のペースは少し落ちる程度で、普段1mgを吸うのとそう変わらない本数を吸う。すると翌日あたりてきめんに体にくる。タバコで活性酸素が生じて細胞が酸化されて、という説明があるが、ああこれがそうかと全身で解る気がする体調の悪さになる。そこで、軽やかにもとの1mgに戻した。

喫煙者に禁煙の害を説くのはナンセンスだと思う。ほとんどの喫煙者は言われるまでも無く体でそのことを知っている。身を削って心を癒しているのだ。幸か不幸かそれを知ってしまったのだ。健康のことを言うなら小中学生あたりのまだタバコを知らない世代に言うべきだと思う。

ニコチンの酔いに関しても1mgの方が軽い。禁煙を始めるなら普段1mgを吸っている人間のほうが楽に決まっている。というわけで来るべき0.1mgの発売に備えてKENT1mgを続けた。慣れればうまいもので特に濃い銘柄に変えようという気もなかった。そして第一弾禁煙。身近で二コレッ卜禁煙に成功した人間を見たのが理由。その人はロングピース一日1箱からだった。kent1mgの俺に出来ないはずは無かった。結果的に一年継続するも挫折。

挫折して最初に吸ったのは、タバコを吸いはじめたときと同じマイルドセブン・ライトだった。禁煙後のタバコはまずいと言うが、あのマイセンライトはうまかった。タバコを吸い始めて半年ぐらいの時に、煙が甘く感じられてタバコがうまくて仕方ない時期があった。あのうまさが蘇った。正直涙がでた。その後kent1mgに戻して普通の喫煙者になった。第2弾のタバコ税増税。KENT1mgは270円に。もはや麻薬中毒者の陥るあのスパイラル。売人が吊り上げる値段のままこちらは買い続けるしかない。麻薬ならまだ複数業者による競合や相場があるらしいが、タバコは政府の専売(訂正:JTの専売。しかし実質政府の専売だろう)である。相場も何も無い。メデジン・カルテルを超える最強の元締めといえる。

ここでタバコを3mgマイセン・エクストラライトにあげた。一日2箱近かった消費量は約一箱へ。懐の温度は少しだけ下げ止まったが、禁煙的には後退である。そのままの状態を続けたが、エクストラ・ライトの本数も増え始めたので禁煙を考え始めた。そして2度目の禁煙。以上現在まで。